今回はマイナ保険証に関する記事になります。マイナ保険証とはマイナンバーカードによる健康保険証のことを言います。
マイナンバーカードとは個人番号カードといい、身分証明書のようなものです。そのマイナンバーカードが健康保険証のような役割を果たすのがマイナ保険証というものです。
そんなマイナ保険証ですが、そのカード1つで色々なことを叶えてくれそうな気もしますが、リスクやセキュリティー対策などが問題視されています。
今回はそのマイナ保険証のリスクとセキュリティー対策、やってはいけないことの3つに分けて紹介していきます。マイナ保険証に興味がある方は是非最後までお読みください。では早速マイナ保険証のリスクから紹介していきます。
マイナ保険証のリスク
マイナ保険証のリスクを紹介します。
①「どこの医療機関でも使う」とは限らない
マイナンバーカードを保険証利用とするものはどこでもできるわけではないのです。
マイナンバーカードを保険証として利用する際には、カードリーダーにかざし、資格確認をします。そのため、カードリーダーを導入していない薬局や病院などの医療機関ではマイナンバーカードを利用できないのです。そのため、それを知らずに保険証を持ってこず、マイナンバーカードを保険証利用できないリスクがあります。
その医療機関がシステムを導入しているか調べなくてはいけません。昨年10月時点ではシステムを導入したのが全国の8,9%と全く利便性がないように見えます。
②利用者の就職・転職をした場合手続きが必要
転職や引っ越しによって住居地が変わったとしてもカードの手続きは必要ありません。
しかし、利用者の就職や退職による扶養認定の変更がある場合は手続きが必要になります。
マイナンバーカードの手続きのみならず、国民健康保険の加入・脱退の手続きが必要になります。この手続きを知らずに利用することはできません。このルールを理解することが必要です。
③個人情報の流出
個人情報の流出が一番のリスクと言えるでしょう。
現在未だマイナンバーカードの交付率は全国の4割も越していません。その原因として、必要性がない、他の身分証で満足の他に個人情報の漏洩が心配されています。
日本人特有の過度な心配性による不安が駆られています。それが情報の漏洩でしょう。マイナンバーカードを紛失・盗難にあった場合、氏名・顔写真・住所のみならず医療情報や決済情報までも流出してしまいます。そう考えると流出した際のリスクが大きいのでしょうか。
以上の3つが大きなリスクと言えるでしょう。次にマイナンバーカードのセキュリティー対策を紹介します。
マイナンバーカードにはマイナンバー法という法律で4つの対策がされています。
①本人確認を徹底する
行政がマイナンバーを取得するには顔写真入りのマイナンバーカード・住民票の写など2つ以上の書類の確認が必要になります。本人確認を徹底的にすることでなりすましを防止しています。
②個人情報の保管や作成の禁止
マイナンバーを含む個人情報・特定個人情報を収集したり、保管したりすることは禁止されています。ただ、中には規定されているものは特定個人情報ファイルの作成が許されています。
③個人番号情報保護委員会が監視・監督
個人番号情報保護委員会が個人情報に関して、厳しく取り扱いがされているか監視・監督します。行政のみならず民間企業の個人情報取扱を監視・監督します。
④特定個人情報保護評価
個人情報の取り扱いを適正なものを作ることにより、漏洩、他の事案が発生しないよう防ぐ仕組みが定められています。
以上の4つなど多くのセキュリティー対策がマイナンバーカードに講じられているため、最低限の安全性はあると考えていいでしょう。
マイナ保険証でやってはいけないこと
マイナ保険証でやってはいけない・気をつけなければいけないことは2つあります。
マイナンバーカードによる詐欺に引っかかること
新しく発行されるマイナンバーカードを利用した詐欺が起きています。マイナンバーカードを貸して欲しいなど絶対マイナンバーカードを知らない人に貸してはいけません。
マイナンバーカードを紛失すること
マイナンバーカード紛失することは個人情報が流出してしまう可能性があります。マイナンバーカードを紛失した場合最寄りの警察署で遺失届を出し、市役所で紛失届を提出してマイナンバーカードを再発行する必要があります。
以上の2つのことを気をつけましょう。
各種の関連情報やみなさんのご意見です。よろしければご参考に。
やっておくべし!
マイナポイント第2弾。①マイナンバーカード取得
→5000ポイントGET
②保険証と連携
→7500ポイントGET
③預貯金口座の登録
→7500ポイントGET確定申告も税務署行かなくていいし、各種申請、証明書取得なども手軽に。あの...私行政の人じゃないけどメリット大だからやっちゃお??
— のりまき|子育て日進月歩???? (@norimakiblog) April 4, 2022
これはもったいない!『マイナポイント第2弾』のことを知らない人が多すぎる。マイナンバーカード取得で5000ポイント、保険証と連携で7500ポイント、預貯金口座の登録で7500ポイントと、最大2万円相当のポイントが受け取れ、6月頃開始。しかしカードの交付には1ヶ月程度かかる上に最大の注意点は「申請
— えいじ|健康とお金 (@eiji_biz) April 1, 2022
4月からマイナンバーカードと健康保険証を一緒にしないで下さい。カードリーダーで読み込みされると、初診料、再診料が上がります。保険証のみで受診出来ますので騙されないように??
— たかや (@takayakundayo04) April 3, 2022