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サッカーW杯でアジア枠が増えた理由とそれでも日本は難しい?理由

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サッカーW杯の出場国数が中でもアジアの枠も増えますがそれにはどんな背景があるのでしょうか。そして枠数が増えて日本代表はW杯に確実に出場できるようになるのでしょうか。そんなW杯の最新状況をご紹介します。

結論

・アジア枠増加の理由は、経済成長が著しいアジアマネーとFIFA会長選の大票田であることが指摘されている。

・「楽に出場できてつまらない」との声がる一方、日本代表には活躍中の有力選手からの世代交代という課題もある。

 

出場国数と枠の変化

現在のW杯の出場枠数(2022年カタールで開催)は32ですが2026年W杯(アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共同開催)から48ケ国が出場できることになります。

さらに各大陸ごとの出場枠案も以下の通り変更となります。

 

ヨーロッパ      :13ケ国→16ケ国
アフリカ        : 5ケ国→ 9ケ国
アジア              :4.5ケ国→ 8ケ国
北中米カリブ海    : 3.5ケ国→ 6ケ国
オセアニア      :0.5ケ国→ 1ケ国
南米         :4.5ケ国→ 6ケ国        で合計46ケ国

またプレーオフ制度も変更となり

欧州以外の5大陸連盟からそれぞれ1ケ国づつ計5ケ国
開催国が属する大陸連盟からさらに1ケ国       から2ケ国 

と発表されました。

 

枠数が変わった背景

2016年のフランス開催のW杯では出場国数が「16」から「24」に増えた際には大会のレベル低下が指摘されました。

一方次のような出場枠拡大決定後のインファンティーノ会長のコメントにある通りこれまでW杯などの大きな大会への出場機会がなかった国々でも大きな盛り上がりを見せました。

出場枠は16か国増えるが、その中にはワールドカップ出場を夢にも思わなかったような国が含まれるはずだ。そのチャンスが増えることで、より多くの国が出場を夢見ることができる

今回もまた出場国が増加することによって、その傾向はさらに見られるのでしょう。
ですが、この出場枠拡大についてはその決定当初から4.5だったアジアの枠がほぼ倍の8に増えることなどから

 

  • 中国や中東マネーが狙い
  • 政治的な背景理由による

 

などの批判も一部からあがりました。確かに8枠に増えるアジアは、これまでの大会での実績からすれば優遇された印象があり

「サッカーを世界に広る」というFIFA構想に加え、経済発展している国が多いアジアの経済面での貢献をFIFAが認めた側面と営業戦略上の事情が実際あるのでしょう。あとFAFA会長選挙の際の「大票田」でもありますし。

 

参考 W杯歴代優勝国

 

確かに南米とヨーロッパによって占められています。

 

皆さんのご意見


世界の総人口は約80億人。アジアの人口は約47億人で、ヨーロッパは約7.5億人です。人口比で考えればアジアは明らかに“冷遇”されています。


参加国数が増えれば試合数と観客数が増えて放映権もより高く売れるだろうしFIFAとしては嬉しいことでしょう。


もうそろそろアジア一括りは止めたらどうかな。特にオーストラリアはオセアニアに戻ってそこで毎回確実に出場すれば良いでしょ。


アジア枠が増えるのなら楽勝すぎて緊迫感がなくなりアジア予選はオワコンになる。DAZNで金払ってまでは見なくなるのでは。本戦の試合数も減ってつまらない大会になるね。


これまでも出てきていた「アジア枠減らせ問題」は「実績や強さを基準に出場国を割り振るか」「国数をベースに割り振るか」のどちらにするかで論点が一致してないのが問題。


中国が予選突破できるようにするために出場枠を8まで増やさなきゃいけなかったからが実情だと思う。

 

 

日本代表は?

14年ブラジル大会でアジア勢4チームはすべて1次リーグ敗退しています。その後の18年・22年大会でのアジア勢が4.5枠で現状維持された時に田嶋幸三日本サッカー協会会長は

成績を見たら4枠に減らされてもおかしくなかった

と述べています。5大会連続での本大会出場実績を持つ日本は実力の基準となるFIFAランキングは23位(2022年3月31日発表)。

 

メディアの予想では

そんな中、カタールW杯について例えばアメリカのスポーツ専門チャンネル「ESPN」は早くもグループリーグから決勝戦までの全64試合の結果を予想しました。

その予想で日本が入るEグループ(他はスペイン・ドイツと「大陸間PO勝者(北中米カリブ海orオセアニア」)の勝者はスペイン・ドイツの2ケ国と予想されています。
順当?本命過ぎる?( ;∀;)。

さらにアジアが8枠まで増加する2026年のW杯では日本代表の先行きはどうなのでしょうか。

この増加枠を多くのアジア諸国が虎視眈々と狙っています。

例えばタイ

そんな状況の一方で

「出場できるかどうかの盛り上がりにかける」

などの見方もあります。さらに代表選手の状況では

 

「日本代表の平均年齢は27.8歳」と出場国の中で2番目に高い(現時点でメンバー未定のため、あくまで予想)

 

吉田や長友・川島といった2010年・2014年の大会に出場していた選手たちはカタール大会が最後のワールドカップになる可能性が高い。

などが指摘されています。「世代交代」が順調に行えてフレッシュな選手が活躍できる環境となっているか、それが2026年W杯へ向けての日本の課題かもしれませんね。

 

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