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朝ドラの舞台になったことがない都道府県とご当地誘致の背景

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NHKの朝ドラが新たな都道府県を舞台に視聴者を楽しませていますが朝ドラの舞台になった経験がない都道府県はあるのでしょうか。逆に多いところは?その背景などもご紹介します。

 

結論

朝ドラ舞台の経験がない都道府県はありません。
朝ドラ舞台の経験が多い都道府県は東京都です。

 

さらにくわしくは↓

朝ドラ舞台の経験がない都道府県

NHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」ですが1961年(昭和36年)から62年にかけて放映の「娘と私」(東京都が舞台)を皮切りに放映開始。

その後唯一残されていた埼玉県が2009年(平成21年)の「つばさ」で舞台となって全都道府県が舞台となりました

ちなみに「舞台経験が少ない都道府県」は以下の通りです。(2023年前半放映予定の「らんまん」までのデータ。舞台の「定義」はWikipediaより)
【参考:Wikipedia「連続テレビ小説」

 

1回

栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、富山県、福井県、鳥取県、香川県、愛媛県、長崎県、鹿児島県、ハワイ、スコットランド

 

2回

青森県、岩手県、秋田県、山形県、茨城県、新潟県、山梨県、岐阜県、奈良県、島根県、徳島県、佐賀県、大分県、宮崎県、沖縄県、岡山県、高知県

 

3回

石川県、三重県、滋賀県、和歌山県、山口県、熊本県、福島県、愛知県

 

 

都道府県別一覧

北海道:チョッちゃん すずらん マッサン 他
青森:おはなはん 繭子ひとり 私の青空
岩手:どんど晴れ あまちゃん
宮城:繭子ひとり はね駒 天花
秋田:雲のじゅうたん まんさくの花
山形:いちばん星 おしん
福島:はね駒 ひまわり
茨城:鳩子の海
栃木:天うらら
群馬:ファイト
埼玉:つばさ
千葉:澪つくし
東京:娘と私 梅ちゃん先生 花子とアン 他
神奈川:どんど晴れ まれ 他
山梨:あぐり 花子とアン
静岡:ハイカラさん 青春家族
長野:水色の時 かりん 他
新潟:君の名は こころ
富山:凛凛と
石川:北の家族 まれ
福井:ちりとてちん
岐阜:さくら
愛知:純情きらり
三重:君の名は おしん 旅路
京都:あさが来た ほんまもん あすか 他
大阪:ごちそうさん マッサン 他
滋賀:鮎のうた はっさい先生
兵庫:純ちゃんの応援歌 わかば 他
奈良:たまゆら 都の風 あすか
和歌山:ほんまもん 純ちゃんの応援歌 風見鶏
鳥取:ゲゲゲの女房 心はいつもラムネ色 虹
島根:だんだん ゲゲゲの女房
岡山:あぐり
広島:わたしは海 てっぱん マッサン 他
山口:鳩子の海 虹を織る 和っこの金メダル
徳島:なっちゃんの写真館 ウェルかめ
香川:あしたの風
愛媛:おはなはん 北の家族
高知:ノンちゃんの夢
福岡:いちばん太鼓 走らんか! あさが来た 他
佐賀:信子とおばあちゃん おしん
長崎:てるてる家族
大分:ぴあの 風のハルカ
熊本:藍より青く 火の国に オードリー
宮崎:たまゆら わかば
鹿児島:おはなはん マー姉ちゃん まんてん
沖縄:ちゅらさん 純と愛

 

朝ドラ舞台の経験が多い都道府県

圧巻の「東京都」の51回です。こちらは納得の結果ではないでしょうか。「主人公が地元で成長した後で上京する」という定番パターンが多いことも影響しているのでしょうね。

あと2位以下は、2位大阪府33回、3位京都府13回、4位北海道9回、5位兵庫県8回となっています。

 

ご当地誘致の背景

東京と大阪が多いのは、もちろん日本の2大都市であることと、朝ドラ自体が東京局制作と大阪局制作を交互に行っているためもあるようです。

東京局制作では東京を中心に東日本、大阪制作では大阪を中心に西日本の各都市が舞台となることが多い傾向がありますが、これも想像通りですね。

朝ドラと言えばご当地となれば撮影が行われたロケ地に多くの観光客が訪れることが恒例ですので、その観光地化の経済効果と地域振興を狙って誘致運動を展開する都道府県も多いわけです。

 

民間研究機関によると、朝ドラがもたらす経済波及効果としては、「あまちゃん」が33億円(岩手経済研究所)、「エール」前作の「なつぞら」が約95億円(日本銀行釧路支店)と推計されている。

【引用:「地域再生計画」

 

他にも過去にこんな分析や報道がなされていますので見出しのみご紹介します。

 

参考

朝ドラ「エール」福島県経済効果48億円 日銀福島支店試算
NHK朝ドラ「まれ」の経済効果は66億円、輪島市の観光入込客数は34万人増に
朝ドラ効果、滋賀の観光客が過去最多 前年比132万人増
NHK朝ドラ『つばさ』 三芳町での経済波及効果は220億円

 

NHK受信料の納付率アップをしたい意向が朝ドラの舞台設定にも反映されている、などと一部では言われていて、NHKの他の番組に関するこんな話もあります。

【参考】

 

「これは以前、局内でまことしやかに噂されていたことなのですが、『家族に乾杯』のロケはNHK受信料の未払い世帯が多い地域を選んで行っているというのです」

 

大きな影響力がある朝ドラの舞台決定ですが、いろいろな背景があるのですね。そんなこともどこか心の隅に置きながら楽しみたいですね。

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