入学と同時に勝手に入らされているPTA。
代表者を決める時はジャンケン、くじ引き、話し合い・・・
「そこまでしてPTAやる必要ある?」と思う人も多いのでは?
実は、PTAって退会することができるのです。
ただし、デメリットが存在することも把握しておく必要があります。
本記事では、PTAが本当は退会できる理由や、どういうデメリットがあるのかご紹介いたします。
PTAは退会できる!理由を説明します
PTAは退会できます。
どうして退会できるのか?簡単に説明すると、保護者と教職員がPTAに入るのは法的に任意とされているからです。
つまり、入るのも自由だし退会するのも自由だということ。
しかし、PTAの役割って学校での生活や行事と密接に関わっていることも多いため、入学と同時に勝手に入れさせられているのが実情です。
「そういえば、給食費などの中から毎月勝手にPTA会費が落とされている」と思った人もいるのではないでしょうか?
本当は任意入会・退会ができるはずのPTA・・・
勝手に入っているし簡単に抜けられない雰囲気を出しているのは、退会することで子供にデメリットを与えてしまう可能性があるからです。
PTAを退会することで起こるデメリット
PTAを親が勝手に退会してしまうと、その影響は子供に向くことが多いことを覚えておきましょう。
例えば、卒業式で子供の胸につけるコサージュをPTA会費から引き落としたとしましょう。
すると、PTAに入会している子供はそのコサージュをつけて卒業式に参加できますが、PTAに参加していない子供はコサージュをつけることができません。
一人だけ、皆と同じ格好で卒業式を送ることができないのって、子供はかなり辛いでしょう。
また、その姿を見ている親も辛いですよね。
また、夏休みによくあるラジオ体操。
朝起きて友達と一緒にラジオ体操をすると、ハンコを押してもらえて全部たまるとお菓子の詰め合わせがもらえるという行事がある地域も多いはず。
実は、この行事もPTAが絡んでいることがよくあるので、PTAを退会した子供がラジオ体操に参加すると自分だけハンコを押してもらえないという悲しい状況が生まれる可能性があるのです。
このように、親の独断でPTAを勝手に退会すると、そのしわ寄せが子供に向いてしまうため、退会したくてもできないという人が多いのです。
PTAは本当に必要?
私もPTAは本当にめんどくさいと感じている一人です。
去年なんて、役員までやらされてしまい、色々時間を取られました。
私が行ったPTAの仕事の中には「絵本の読み聞かせ」というのがあったのですが・・・
正直「本読むために学校に足運ばせるくらいなら、学校の先生が図書館の本読んどきゃ簡単だろ!」って言いたくなるくらい本当にめんどくさかったです。
私はPTA会費というものをなくせばよいと思います。
だって、PTAの仕事ってPTAがやらなくても出来る仕事だらけだからです。
例えば「PTAによる朝の挨拶運動」「PTAによるヘルメット点検」なんて、学校の先生が普段から気にかけていればそれで済むことですよね。
会費取るような仕事なんて知れています。
PTAというくくりにしてしまうから会費が発生したりしてややこしくなるのであって、学校側や生徒会の子供が行えば、そもそもPTA会費なんて発生しなくて済むはずです。
今は昔と違って、共働きをしていたり同居生活している家庭も少ないので、PTAがかなり負担になってしまいます。
だから、やりたい人が善意でPTAを行い、お金を徴収しないようにすれば、皆が楽に退会できるようになるだろうと思います。
まとめ
PTAは法的に任意に入会・退会することができるので、退会することは可能です。
ただし、現状は退会すると子供が悲しい思いをしてしまう危険があります。
学校側もそろそろ、PTAだけ時代遅れなんだということに気付いてほしいものです・・・