暮らしの中で、どうしても怠けることができない家事。例え休日であっても、家事だけは誰かがやらなければならないもの。
料理に洗濯、掃除に洗い物。怠ければ怠けるほど、たまってしまって後が大変になりますよね。
中でも料理は朝、昼、晩と、ある程度決まった時間に用意しなければならず、日々の必須ルーティーンともいえるのではないでしょうか。
買い物をして、献立を考えて、食事の時間までにつくり終える。毎日こなすのは本当に面倒で大変です。そんな毎日の料理を少しでも楽しく、手軽に済ませる方法をいくつかピックアップしてみました。
朝食はアレンジ簡単な卵料理
朝は家族の出勤や登園・登校など、準備が忙しいものです。朝食の支度もできるだけ手早く済ませたいところ。
そんな朝の料理を手軽に済ませるためのおすすめは、卵料理です。毎日卵料理は飽きてしまいそうですが、卵はアレンジも簡単、調理も簡単です。
目玉焼き、卵焼き、オムレツ、スクランブルエッグ。これだけで4日分のメニューになります。このメニューに手を加えれば、
毎日卵料理でも、飽きのこないアレンジが可能です。卵焼きなら、すりごまや刻みのりを入れるだけで、風味がガラッと変わります。
オムレツはプレーンにケチャップが王道ですが、板状のチーズやツナを入れても美味しくなります。スクランブルエッグはピザ用チーズやトマトを加えるとちょっと豪華な雰囲気に。いかがでしょうか?朝の献立には、ぜひ卵料理を取り入れてみてください。
同じ材料でも味変で違うメニューに
毎日の料理で最も頭を悩ませることは、献立ではないでしょうか。食材が豊富にあれば、日々の献立もバリエーション豊かにできることでしょう。
ですが、最近はいろんな食材が値上がりしてしまい、冷蔵庫の中が心もとない、といった方も多いはず。かといって、安価な食材ばかり使っていると、似たような献立になって飽きてしまいます。
そんな時は調味料を変えてみるのも一つの手です。
例えば同じキャベツと豚肉の炒め物でも、だしと醤油なら和風、中華だしとオイスターソースなら中華風、コンソメとケチャップなら洋風と、まったく別のメニューに変わります。
また、和風にはポン酢や梅干、中華風には豆板醤、洋風にはチーズを加えることで、さらにバリエーションの幅が広がります。こうした味変は炒め物、煮物両方に応用可能ですので、いろいろ試してみると良いでしょう。
浅漬けはもう一品にとても便利
もう一品、という時に活躍する浅漬。切って調味料を加えるだけと、作業工程も少なく、簡単に作れます。
白だし、醤油、酢や生姜など、食材が同じでもいろんな風味を楽しめるので、飽きにくい献立です。
おかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもなるので、使い勝手は抜群。野菜をいただいたり、買いだめをした時の大量消費はもとより、半端に残った部分を消費するのにも最適です。
冷凍庫を利用して毎日の調理を時間短縮
冷凍保存を利用すれば、お味噌汁やお浸しの調理時間を短縮できます。刻みネギや舞茸、しめじ、えのきなどは小分けにして冷凍庫に保存しておけば、お味噌汁をつくる時に取り出すだけで済みます。
また、ほうれん草も茹でた後に水気を絞り、こちらも小分けにして冷凍保存が可能です。こうすることで、ほうれん草のお浸しや和え物をつくるとき、茹でる、水気を切る、一口大に切るといった作業が省略できます。
休日は家族でキッチンに
家事は夫婦で分担しても、料理は女性が担当という家庭も多いのではないでしょうか。
調理は材料を切ったり、下ごしらえをしたり、様々な工程があります。それだけに、作業を分担した方が断然効率的です。
調理をしている間に洗い物、食材を切っている間に調味料を用意、といったように家族で作業をすることで、準備や後片付けを時間短縮できます。
作業を分担すれば、手の込んだ調理も普段より時間をかけずにできるはずです。味付けを相談したり、メニューを一緒に考えたりすることで、普段、忙しくて不足しがちなコミュニケーションもとれます。ぜひ休日は家族で料理を楽しみましょう。