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NHK受信料を払わなくても済むテレビがある?!

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日本国内に留まらず、海外にも進出している有名ディスカウントストア「ドン·キホーテ」が12月10日に「 AndroidTV 機能搭載チューナーレス スマートテレビ」を発売しました。

 

チューナーレステレビはテレビ電波を受信しない、実質モニターのみの機能になるので、NHKはもちろん民放も受信できないテレビです。
電波を受信しないのテレビがなぜモニターではなく「テレビ」と言われるかと言うと、スピーカーが内蔵されていて、リモコンが付いているからです。

発売と同時に多くの注目を集めた、「チューナーレステレビ」ですが、なぜここまでの注目を集めたのでしょうか。

昨今見なくても支払い義務が発生する、NHK受信料問題が背景にあるからです。NHKから国民を守る党ことN国党の立花隆氏が一番最初に座席を確保できたのも、NHKの受信料問題が背景にあるからです。これは国民の関心が高い問題なだけに、ドン·キホーテのチューナーレステレビが注目を集めたのです。

では、チューナーレステレビでも、受信料の発生義務はあるのでしょうか。

 

若者のテレビ離れが加速し動画視聴が主流となっている

イラネッチケーと言うテレビを改造して、NHKのみ受信できないテレビが発売されていましたが、こちらは改造と言う点から「後から簡単に改造部位を外せる」とNHKが主張され、敗訴になっていました。

しかし今回のチューナーレステレビはNHKを始め、全てのテレビ電波が受信できないテレビとなっています。ドン·キホーテの開発経緯についてインタビューをすると

 

 

「もともと、お客さまからチューナーがなくてもいいという声を多く頂いていた。生活様式の変化に伴い、リアルタイムでのテレビ視聴よりも、好きな時に好きな番組を見られるニーズが日増しに高まっていることを商品開発チームも実感していた」

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea070d944830eb9dffbc9c4b464f55ecb985155

 

「当社PBの基本的な開発方針に“大手メーカーさまが作らない、ドン・キホーテだからこその尖った商品”という考え方がある。その考えに沿った商品でもあるため、商品化に向けては賛否で言えば“賛”が多い状況だった」

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea070d944830eb9dffbc9c4b464f55ecb985155

 

販売台数は1ヶ月にも満たない時点で既に約2,000台が売れているとのことです。
販売台数に対して、ドン·キホーテ担当者は

「店舗によっては在庫が行き渡らないほど注目を集め、ご購入を頂いている」と、売上が好調のようでした。
24インチ(2万1780円)と42インチ(3万2780円)の2サイズを展開していて、テレビとしても、PCモニターとして使える点と価格も手頃ということも人気の要因の一つだと言えるかと思います。

 

チューナーレステレビには受信料の義務が発生しない!

 

受信設備がないチューナーレステレビに受信料の義務が発生するかについて、NHKの職員からご回答を頂きました。

「放送法64条1項では『協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない』と規定されています。NHKはこれに基づいて受信契約をお願いしています。なお、放送を受信する機能を有しない設備については、放送法64条1項に規定する協会の放送を受信することのできる受信設備にあたらないため、受信契約の必要はありません」

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea070d944830eb9dffbc9c4b464f55ecb985155?page=2

 

NHKと受信料についての裁判が行われている昨今、見てもいない受信料を払いたくない人達には嬉しい製品だと言えるでしょう。
しかしNHKはインターネットに進出し、ネットを利用する全国民からの受信料徴収を目下の目標として動いている為、まだまだ国民の懸念は残るかと思います。

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