手をつけないとどんどん散らかり、溜まれば溜まるほど片付けるのが億劫になってしまう掃除。仕事でも日々の暮らしの中でも、なかなか避けることのできない作業です。掃除が得意な人もいれば、苦手な人もいるとは思いますが、できない・しないよりはやっぱりできた方がいいですよね。では、掃除ができない人はどんな性格が当てはまるのでしょうか。また、「できる人」になるためにはどうしたらいいのでしょうか。
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掃除ができない人は捨てることができない
掃除ができない人に多いのは、もったいないから、思い出があるから、といった様々な理由をつけ、物を捨てることができない人です。このパターンに当てはまる人は、使わないのに捨てず、使うかもしれないと新しい物を増やしてしまいがち。結局片付ける場所がなくなってしまい、散らかり放題になってしまいます。
いざ、掃除にかかろうとしても、物が散乱した状態では、どこから手をつければいいか判断できず、そのまま放置状態に。掃除ができない人の典型ともいえます。
掃除ができない人は優柔不断
優柔不断で決断力が弱い人は、掃除ができないことが多いようです。掃除には要不要の決断、収納場所を決める判断が必要になります。決断をしながら掃除を進めなければ、いつまで経っても片付けることができません。
この決断ができない人は、そもそも掃除をするかどうかですら、考えてしまったり、掃除を始めても捨てるかどうか、どこに片付けるか、で悩んでしまいがちです。
そうして、考えたり悩んだりする時間ばかりがかかってしまい、最終的に掃除自体を後回しにしてしまうことも多いようです。
掃除ができない人はルーズ
日常生活の中でのルールや時間に対して「まあいいか」で済ませてしまうルーズな人は、掃除も「まあいいか」で放置しがちです。
掃除は汚れたら綺麗にする、散らかったら片付ける、もしくは週に何回といったように、決まり事に則って行う作業です。ルーズな人は、日常での決まり事を守ることが苦手なため、当然掃除においても決まり事を守ることができず、散らかった状態で放置しがちのようです。
不要な物に置き場所をつくらなければ「できる人」に
物が散らかった状態では、掃除はできません。では、物が散らかる理由は何でしょうか。それは、不要な物があるからです。
使わないものが場所をとり、使うものが居場所に困り、行方不明。こうした状態が掃除の妨げになっているのです。
まずは、必要なもの、不要な物をしっかりと分けることが大切です。さて、この時迷ってしまうのが「もしかしたら必要」な物。ここでもったいないと判断しては、結局片付けることができなくなってしまいます。
本当にもったいないのは、使わないことです。判断に迷った物は、使うか捨てる、もしくはリサイクルする。要不要の判断をしっかりとすることが掃除「できる」人への第一歩です。
収納場所の設定で「できる人」に
掃除が「できる」ようになるために、おすすめの方法は収納場所の設定です。たいていの掃除ができない理由は「面倒だから」ではないでしょうか。
では、なぜ面倒なのかと言えば、それは収納場所が片付けにくいからなのです。物が片付けやすいところにあれば、毎日でも苦にならずに整理することができるはずです。
例えば、使用頻度が高いボールペンの収納場所をペン立てではなく、引き出しに決めたとします。この場合、いちいち引き出しを開けなければなりませんよね。使用頻度が高いものは、取り出しやすく、片付けやすい場所に。そうすることで、使ったものを元の場所に片付ける習慣が付きやすくなります。
毎日少しずつの整頓で「できる人」に
いっぺんに部屋中、家中の掃除や片付けをしようとしても、時間がかかり大変です。最終的には後回しにしてしまい、さらに散らかってしまうものです。
「できる」人になるためには、毎日少しずつ整頓しましょう。今日は机の上、明日は本棚というように、細かく整頓をしていくと集中力も切れにくく、続きやすくなるのではないでしょうか。
また、物を使ったら必ず片付ける、といった習慣をつけると散らかることもなく、毎日の掃除も簡単になるはずです。
掃除ができないからと放置してしまうと、不衛生で心身の健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。上記に紹介した方法で、掃除が「できる」人を目指しましょう。